SHIROの家づくり

新築&リフォーム~家づくりをワクワクに変えるためのお役立ちブログ

リフォームでもらった見積書はどこを見る?

見積書を手にしたとき、
まず金額のところに目がいく人は多いかと思います。

 

見積もり金額によっては、

「やりたい」と思っていたリフォームができないかもしれません。

やはり金額は一番気になりますよね。

 

でも、予算よりもかなり上回った見積書を提示されると、
金額を見ただけで軽いショックさえ感じますよね。

 

見積書を手にするまでにワクワクしていた気持ちも、
一気にクールダウンかもしれません…。

 

ただ、リフォームの見積書は、金額以外の内容にも目を向けることが大事です。

見積書はリフォーム会社からの提案書でもある

見積もりのために訪問したとき、
リフォーム会社では、
お客様の「こうしたい、ああしたい」という希望をまずはお聞きします。

・トイレが古くなってきたから最新式の機能がついたものへ交換したい
・壁紙が汚れてきたから、パッと明るいものに張り替えたい
・浴室が寒すぎて、ユニットバスにすれば暖かくなるかと思って…
など。

 

お客様の”困っていること”の現状を確認していきます。
ただ、実際には、プラスαのリフォームを加えることで、
さらに使い勝手の良い空間が完成することも多いでしょう。

例えば、トイレのリフォーム。
昔のトイレは洗浄量も多いですが、近年のものは半分程度にまでおさえられています。
便器を交換するだけでも、節水効果がばっちりになります。

これだけでもいいですが、
せっかく新しいトイレにしても、床や壁紙が昔のままでは
「リフォームした」という感覚が半減してしまうかもしれません。

トイレは見た目以上に、汚れや臭いが内装に染み付いていることがあります。
便器が綺麗になったのに、
「床材の臭いが気になる」「よく見ると壁紙に黄ばみが…」なんていうことは残念ですよね。

そこで、「せっかくならトイレの内装もやってみては?」と提案されることも多いでしょう。


これは、とてもおすすめです。
実際に、トイレリフォームの際、便器の交換だけで済ませたものの、
すぐに後から「やっておけばよかったかな…」と後悔する方もいらっしゃいます。

最近では、トイレにぴったりの「消臭・抗菌」などが謳われた内装材も多いです。

 

 

金額以外もチェックしよう

「こうやったら、もっと良い空間になるよ」という提案が含まれた見積書。
金額だけでなく、内容もきっちりとみてくださいね。

見積書の内訳をみると、
「単価」や「数量」が書かれています。

たとえば、クロスの張替で言えば、
「このメーカーのクロスは、単価○○円で〇m使うから、○○円になるよ」

という内容がお客様に分かりやすく記載されているのが丁寧な見積書です。

ときどき、この部分を「一式で○○円ね」という書き方をしているリフォーム業者もいます。


リフォーム業者というよりも、担当者次第と言えるところもあります。

実は、私の勤務していたリフォーム会社でも、
「ざっくりとした見積書」を作成する営業マンがいました。

一式○○円、と表示した見積書を提示、

そして「値引きをしますよ」とグッと下げて契約を取っていたようです。

 

見積もり時に施工範囲をある程度しっかりと把握したうえで、
金額を出すのが普通です。

内訳が詳しく書かれていない見積書には注意してくださいね。

 

また、見積書では、資材や機器の型番についても確認しておきましょう。

同じメーカーでも、型番が異なれば、機能も違いますよね。
何を使うかによっても、見積もり金額は当然変わりますし、
「自分が欲しい機能があるかどうか」も変わるでしょう。

多くの場合、見積書と一緒に、カタログやパンフレットなどを持参して説明してくれるとは思うのですが…。


疑問に思ったら、すぐに質問を!

・工事日数ってどのくらいなのだろう?
・荷物って移動すればいいのかな?
など、見積書を見ても分からないこともあるでしょう。

そんなときはすぐに質問してみてください。

お客様に「不安なくリフォームしてもらいたい」と考えているリフォーム会社なら、
丁寧に回答してくれます。

ご自身が納得するためには、遠慮なく質問してみてくださいね。